公開日:2015.03.20 更新日:2017.12.04
飲み過ぎは注意!女性の薄毛の原因になるアルコール
仕事や友達、お酒を飲む機会って意外と多いもの。でも飲みすぎは、薄毛の原因となることをご存じでしたか?
今回は、お酒の場を楽しむためにも知っておきたいアルコールと薄毛の関係についてご紹介します。
アルコールは薄毛の原因物質をつくってる!?
二日酔いや体を壊すこともあるお酒。じつはアルコールは薄毛の原因物質もつくっているのです。
有害物質アセトアルデヒドの発生
アルコールを摂取すると、肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されます。アセトアルデヒドは有害な物質で、分解するめにシステインというアミノ酸が必要です。
システインは髪の毛を構成しているタンパク質の一種。アルコールを多量に摂取すると、アセトアルデヒドの分解にこのシステインが過剰に使われてしまいます。
結果、髪の毛に十分な栄養が行かず、薄毛を引き起こしてしまうのです。
薄毛の原因ジヒトロテストステロン
薄毛や抜け毛の原因にかかわるジヒトロテストステロン。ジヒトロテストステロンとは男性ホルモンの一種です。
アルコールの摂取で発生したアセトアルデヒドが体内をまわることで、薄毛の原因になるジヒトロテストステロンを増加させてしまうのです。
ジヒトロテストステロンが増えると、毛乳頭細胞の髪の毛をつくるための細胞分裂が減少するため発毛の妨げてしまいます。
薄毛が発生してしまうアルコールの働き
薄毛が発生してしまうのは、アルコールのどんな働きが影響するのでしょう。
血管収縮と血液ドロドロ!
アルコールを飲むと血液の中のアルコール濃度が高くなり、血管収縮作用が働きます。
血管が収縮すると、頭皮への血液の流れも悪くなるので、毛髪の形成に重要な毛乳頭も栄養不足に。これが薄毛の原因につながります。
また、アルコールは糖度も高いため、糖分の過剰摂取により血液がドロドロになってしまうことも考えられます。
頭皮のビタミン不足は薄毛の大敵!
ビタミンB群は髪の毛の生成の大切な栄養素。飲酒をすると、アルコールを分解するためにたくさんのビタミンB群が、肝臓で使われてしまいます。
そのために十分なビタミンB群が頭皮にまで回らず、髪の毛の生成を妨げてしまうのです。
適度な飲酒量は、血液循環をよくする働きも
アルコールは飲みすぎれば、頭皮以外にも体のさまざまは部分に悪影響を及ぼしますが、適度な飲酒は血液循環を良くし、頭皮へ十分な栄養を運んでくれます。
また、お酒はストレス発散や善玉コレステロールを増加させるメリットも。
薄毛の原因は生活習慣の見直しで改善しよう
アルコールの過剰摂取は頭皮にも体にも悪影響を及ぼすものですが、単にからだに悪いものとして生活から排除するのではなく、うまく付き合っていくことが重要です。
マイナチュレ サプリメント オールインワンは毛髪や頭皮だけではなく美容にも良い成分が含まれています。薄毛や脱毛に悩み始めたら、お酒や生活習慣とともにからだの内側からケアしてみましょう。