公開日:2015.10.01 更新日:2017.09.26
美容師さんのシャンプー術
皆さんのシャンプーのやり方は、髪にとって本当に良いやり方でしょうか?
なんとなく惰性で洗っていて、改めて考えたことがないという方がほとんどなのではないでしょうか。
美容師さんのシャンプー術は、地肌を傷めないように計算されています。プロのテクニックを盗んで健康な頭皮になりましょう。
シャンプーをする前にブラッシングを忘れずに
「シャワーを浴びる前に髪をとかす」という、ちょっとした手間を加えるだけで、頭皮がキレイになるんです。ブラッシングすることで、地肌についた汚れを浮かせ、シャンプー時に落としやすくします。また、髪のもつれを解いておくことでシャンプーの際の抜け毛を最小限にとどめておく効果もあるといわれています。
ブラッシングは下から上へ
ブラシは髪の生えている方向と逆向きに。頭皮へと続く血流を促進する効果が期待できます。顔まわりや襟足から頭頂部へ向かって強すぎない力で、丁寧にとかしてください。その後、ぬるま湯で地肌をすすぎます。これで準備OK。シャンプーをはじめましょう。
手のひらで泡立ててから地肌をマッサージするように
まずは手のひらで泡立ててから
シャンプーは、まず手のひらの上で少し泡立てるようになじませてください。液体そのものを直接地肌につけてしまうと、刺激が強すぎます。
シャンプーは頭頂部ではなく後頭部に
そして、シャンプーをのせるのはダメージを受けやすく、デリケートな頭頂部ではなく、後頭部側のほうが好ましいです。
髪ではなく“地肌を洗う
また、シャンプーは髪を洗うのではなく 「 地肌を洗う?」 と聞いたことがある方もいると思います。頭皮をわしづかみにして、円を描くようなイメージから、ジグザグな動きをプラスしてみて下さい。
洗う時に爪を立てるのはNG
ここで、洗い方にもひとつ注意点があります。かゆみの解消など、気持ちよさから、洗う時に爪をたてていませんか?
爪をたてて洗うと、頭皮を傷めてしまったり、キューティクルを傷つける恐れもあります。指の腹でやさしく、頭全体を揉むようなイメージで頭皮をマッサージするように洗ってください。
手首をやわらかく使うのがコツ
さらに、手首のスナップを効かせて柔らかさを意識するのも良いでしょう。手首と指の腹を一緒にはずませるようにしたら、まるで美容室でシャンプーをしてもらった時のような、やさしい心地良さを感じられるはず!
毎日のシャンプー時に数分取り入れるだけでも、頭皮環境の悪化を予防し、毛髪の成長を活性化させる効果が期待できますよ。
今流行のシャンプーブラシを活用!
指の腹や手首を使わず、もっと手軽にシャンプーがしたいという方や、時間を短縮したいという方には、頭皮マッサージの効果が得られるような、シャンプー専用ブラシも販売されています。
値段は500円~2000円程度まで多様にありますので、好みのものを探してみてください。
なお、シャンプーブラシを使って、洗うときは「ジグザグのみ」。円を描くような動かし方をすると、髪がからまりやすくなるので、注意してくださいね。
編集後記
いかがでしたでしょうか?
正しいシャンプーをしてあげることが、地肌の健康と、美しい髪を導いてくれる近道。少し意識するだけでOKな、自宅で再現できるポイントばかりですので、ぜひ試してみてください。
マイナチュレでもノンシリコンの女性用のシャンプーを取り扱っていますので、もしよろしければお試しください。