公開日:2013.03.29 更新日:2017.09.08
美髪作りには洋菓子より和菓子がオススメ!?
こんにちは!
春といえば‘桜’ですが、花より団子……。女性ならこの季節ならではのスイーツも気になりますよね!
桜餅や花びら餅など、桜の開花を前に「春の和菓子」を美味しく頂くのもいいですよね。
和菓子は洋菓子に比べて、その人気は少し控えめ。
けれども健康と美容にはやっぱり‘和菓子’
ヘルシーで低カロリー。さらには整腸作用や貧血防止など育毛ケアに役立つ効果もたくさんあるのです。
今回は、育毛ケアに役立つ美味しい和菓子のお話です。
低カロリー&ヘルシーな和菓子♪
美味しく食べて育毛ケアにも役立てましょう♪
「美容のためには洋菓子よりも和菓子」と昔からいわれていますが、どうして和菓子をオススメするのでしょうか。
その理由は、和菓子に含まれている成分の違いにあります。
- バターや生クリーム、卵などの脂肪分を使ってないので低カロリー♪
- 寒天や小豆などを使った和菓子は食物繊維が豊富♪
- 大豆やきな粉、ゴマ、黒糖など、健康と美容に良い素材がたっぷり♪
洋菓子に比べて和菓子は、バターや生クリーム、卵など動物性の脂肪が使われていないので低カロリーです。
動物性脂肪の摂り過ぎは、コレステロール値を上げる原因になり、皮脂バランスを乱し、頭皮にも悪影響を及ぼすといわれています。
また一日の所要カロリーを大幅にオーバーするのも代謝を下げたり、肥満につながったりと、育毛ケアには良くないことです。
一般的なショートケーキのカロリー約380kcalに比べて、大福1個のカロリーは約250kcal。なんと130kcalもの差があります!
130kcalといえば、ご飯茶碗一杯分のカロリーです。
その他、主なスイーツのカロリーを比較してみると、和菓子の方が遥かにカロリーは低いことが分かります!
- アップルパイ 560kcal ・水ようかん 110kcal
- レアチーズケーキ 440kcal ・どら焼き 250kcal
- ミルフィーユ 440kcal ・もなか 170kcal
本当に和菓子はヘルシースイーツですよね!ダイエットにもオススメ です。
もちろん注目して頂きたいのはカロリーの低さだけではなくて、和菓子を作っている素材‘あずき’。
続いては、知られざる‘あずき’の美容パワーに注目してみましょう。
和菓子に欠かせない‘あずき’には育毛に役立つ効果がたくさん!
和菓子といえば‘あんこ’が欠かせませんよね。桜餅やお饅頭、水ようかんやあんみつ、もなかにもあんこが使われています。
実は、この‘あんこ’=‘あずき’には、様々な美容効果があるといわれているのです。
もちろん、頭皮と髪の健康づくりにも役立てられます!あんこの美容効果をチェックしてみましょう!
①便秘解消
豊富に含まれている食物繊維が溜まった老廃物のお掃除をしてくれます。
②むくみの改善
あずきに含まれる‘サポニン’という栄養素がむくみ改善に役立ちます。
③ 新陳代謝アップ
糖質をエネルギーに変える‘B1’が含まれています。
④貧血の予防
女性が不足しがちな成分‘鉄分’も含まれています。
⑤アンチエイジング効果
あずきに含まれる‘ポリフェノール’は老化防止効果が。
あんこには多くの美容効果が期待出来るのです。
身体に溜まった老廃物を流して、糖質をエネルギーに変え、さらに鉄分も摂取でき、仕上げにポリフェノールまで補える。
頭皮を健康な状態に保つ効果はもちろん、トータル的に美容ケアに役立てられるのがうれしいですよね。
また和菓子と相性の良い緑茶には、抗酸化作用の高い‘カテキン’が豊富に含まれていますので一緒に頂きましょう。
簡単に出来ちゃう桜餅レシピ♪
今年の春は手作りで桜を楽しもう♪
あんこの驚きの美容効果はもうお分かりいただけましたよね。
春の足音が近づいてくる頃、食べたくなるのが桜餅。
今回ご紹介するレシピは、焼いた皮であんこを包む、関東風の桜餅です。
クレープのようにフライパンで作れちゃう簡単レシピです。
身近な材料で簡単に作ることができるので、お弁当に添えたり、お花見のメニューに加えてみてはいかがでしょうか!
所要時間も約20分なので、是非チャレンジしてみてくださいね♪
関東風桜餅の作り方
■関東風桜餅の材料・分量(12個分)
・薄力粉 80g
・白玉粉 20g
・砂糖 20g(*上白糖又はグラニュー糖)
・水 180cc
・こしあん 300g
・塩漬けの桜の葉 12枚
・塩漬けの桜の花 適宜
ますは、下準備:塩漬けの桜の葉(軸は切る)と花は、
水洗いしてから10分ほど水につけて塩抜きし、
ペーパータオル等で水気を拭いておきます。
① こしあんは25gずつの俵型に丸めます。
(市販のこしあんを使う場合は火にかけて練り、固さを調整したものをお使いください。)
②ボールに白玉粉と砂糖、ごく少量の水を入れて泡立て器で練り混ぜます。
ダマがなくなったら残りの水を少しずつ加えて溶きのばします。
※ワンポイント※
白玉粉はダマになりやすいので、最初に少量の水で練り混ぜるのがコツです。
③別のボールにふるった薄力粉を入れ、(2)を少しずつ加えて滑らかな生地を作ります。
空気を入れないように静かに混ぜてください。
混ざったら、こし器に通してダマを取り除きます。
※ワンポイント※
生地を落ち着かせるために、ボールにラップをしてそのまま1時間ほど休ませます。
④ 温めた中火のフライパンに薄く油を敷き、生地を少量(大さじ2~3)流し入れ、スプーンなどの底面で長さ12cmほどの楕円形にします。
生地に焼き色をつけないように気をつけつつ、表面が乾いたら裏返し(できれば手で)、裏面もさっと焼きます。
※ワンポイント※
くっつかないよう、オーブンペーパーなどに載せて冷まします。
仕上げ:最後に、冷ました生地であんこを包み、桜の葉(内側が表)で巻き、花を飾れば完成です!
※ワンポイント※
・生地を焼く際は、油臭さが残らないよう、香りの少ない良質の油を少量使うのがオススメです。
・ピンク色の桜餅を作りたいときは、白玉粉を水で溶く際、食紅を加えてください。
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いかがでしたでしょうか?
春らしい色合いの和菓子が並ぶこの季節。
あんこを食べれば美容効果をアップさせて、美味しく育毛ケアにも役立てることが出来ます。
普段、洋菓子派の方も和菓子を美味しく頂きましょう♪