公開日:2015.08.17 更新日:2019.07.23
女性の薄毛対策に有効な“ブラッシング術”
女性のための無添加育毛剤『マイナチュレ』 毛髪診断士の瀧澤です。
突然ですが、みなさま毎日‘ブラッシング’をしていますか?
毛先に動きがあるナチュラルスタイルや、毛先を巻くふんわりスタイルの流行のおかげで、最近すっかり出番の少なくなった「ヘアブラシ」。
「ブラシやクシはほとんど使わない」。という方も少なくありません。
多くの方がブラシは髪をとかすもの、スタイリングのためのものと考えていますが、実はこのブラッシング、頭皮と髪をケアする目的もあります。
今回は、ブラッシングに注目して健康な頭皮&髪づくりにアプローチしてみましょう。
スタイリングだけじゃない!ブラッシングは育毛ケアにも!
ストレートのロングヘアが流行している時には、毎日の様にブラッシングで髪を整えていたけれど、最近流行のふんわりヘアスタイルに‘ヘアブラシ’は必要ない。と考えている方も多いかもしれませんね。
ヘアケア、育毛ケアと聞くと、ほとんどの方が「シャンプー&コンディショナー」、「トリートメント」でのケアを思い浮かべますよね。もちろん、これらのケアもとても重要です。
けれども、90年代以前は毎日シャンプーをする習慣がなく、それまでは頭皮と髪をケアするために‘ブラッシング’が習慣だったといわれています。
昔の映画を観ていると、女性が鏡台の前に座って長い時間ブラッシングをしているシーンが出てきたりします。
毎日髪を洗えなかった時代の女性にとって、ブラッシングは美しい頭皮と髪をつくる秘訣だったのでしょう。
ブラッシングは髪をとかすため、スタイリングのためだけと考えられがちですが、本当は‘ケア’のための道具です。
パーマ風の巻き髪や、ふんわりスタイルが良いから「お風呂上り以外に、ブラシは使ってない」という声が多いのが事実ですが……勿体ないです。
健康な頭皮と髪を育むためにも、ブラッシングに再注目してみましょう。
パーマやカラーリングなど、頭皮と髪にダメージを与えるスタイルが流行している今こそ、ヘアスタイルに関係なく毎日のケアに取り入れて欲しいアイテムです。
ブラッシングで頭皮と髪の汚れをキレイさっぱり流しましょう!
ブラッシングの目的のひとつに、「頭皮と髪の汚れを落とすこと」があります。
スタイリング剤などはブラッシングでは落ちにくいですが、通常の汚れなら取り除くことが出来ます。
洗髪の前に、ブラッシングをしておけば汚れがしっかり落ちるのでいいですよね。
またシャンプー前(髪を濡らす前)に、ブラシングをして髪のほつれと汚れを落としておけばシャンプー剤の泡立ちが良くなります。
過度にシャンプー剤を使いすぎて、すすぎ残しからダメージにつながることもあります。
通常の量で泡立ちが良くなることは経済的にも、育毛ケアにも良い効果を与えてくれます。
ブラッシングをかけておけば、短時間で効率よく汚れを落とすことが出来ます。
さらに、ブラッシングは髪だけでなく頭皮の汚れを浮き上がらせたり、マッサージ効果で頭皮の血行を促進する効果もあり、髪だけでなく、頭皮のケアも行なえるので
ぜひシャンプー前に取り入れて頂きたいです。
使用するブラシはどんなものが良いのでしょう
育毛ケアのためには、出来るだけ目が粗く、柔らかい素材のものがオススメです。
硬い素材のもので頭皮をこすると、その分だけ頭皮にダメージを与えてしまうので気をつけましょう!
頭皮も髪も同じ一枚の皮膚で繋がっています。
洗顔でお肌をゴシゴシしてはいけないのと同様に、頭皮にも過度な摩擦や刺激は厳禁です。
ブラッシングも「やさしく丁寧に」を心がけてください。
ブラッシングでキューティクルのケアも!髪のツヤをアップ!
ブラッシングが汚れ落とし&頭皮マッサージに役立つ以外の、目的は「髪のキューティクルを整えること」。
キューティクルの状態が髪のツヤを左右するといわれていますが、1番効果の高い方法がなんと‘ブラッシング’なのです!
「トリートメントじゃないの?」とびっくりされる方も多いかもしれませんが、もちろん、コンディショナー(トリートメント)での
ケアも効果的ですが、ブラッシングは効果の実感値がとても高く、しかも簡単でお財布にも優しく、髪のツヤを簡単&低価格でアップさせることが出来るので
毎日のケアにはブラッシングを取り入れてみましょう。
汚れ落とし&頭皮マッサージのためには「目の粗い、やわらかいブラシ」をオススメしましたが、髪のキューティクルケアでは、逆に出来るだけ「目が細いブラシ」がオススメです。
目が細い豚毛や猪の毛などの天然毛で、ひとつの毛穴から何本も出ているブラシを使って髪をなでるようにやさしくブラッシングしてください。
髪のツヤを出すためのブラッシングは、やり方を間違えてしまうと逆効果。
「髪のダメージが気になる」場合には、ヘアオイルなどを使用してからブラッシングしましょう!
シャンプー前の正しいブラッシング方法をチェック!
※ブラッシングは必ず髪を濡らす前に行なってください。
毛先から髪のほつれと汚れを落としましょう!
まずは、髪の毛先からやさしくといていきます。
いきなり根元からブラシをかけると髪が絡んで、ダメージになるので気をつけましょう。
髪のほつれをといてから頭皮をブラッシング!
髪のほつれをといたら、ブラシを頭皮に直接あてて、頭皮もブラッシングします。
ブラシを頭皮に対して45度に入れて、毛穴の汚れを書き出しましょう。
ここでは、力を入れてしまうと逆効果なので、ふんわり優しく、デリケートな桃の皮をこするようなイメージで丁寧にブラッシングしましょう。
後頭部も忘れずに、しっかりブラッシングを!
ついつい忘れてしまいがちな後頭部。
ロングヘアの方は、ポニーテイルのように髪を持ち上げて、首元(下)から後頭部(上)
に向かってブラッシングをすると絡みにくいのでオススメです。
出来れば、髪用と頭皮用のブラシを使い分けるのが良く、シャンプー前のブラッシング習慣を取り入れて、マイナチュレの効果の実感値もアップ出来ればうれしいですよね。
パーマだから、ショートヘアだから……と、ブラッシングから遠ざかっていた方も多いのではないでしょうか?
汚れ落とし、頭皮の血行促進、キューティクルケアと、育毛ケアに欠かせない効果をもたらしてくれる、ブラッシングに再注目しましょう。
健康な頭皮と髪のためにも、ぜひブラッシング習慣も、毎日のケアに取り入れてくださいね。
瀧澤 さつき/毛髪診断認定講師
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