ブームの“甘酒”をちょい足しして美髪つくり

ブームの“甘酒”をちょい足しして美髪つくり

こんにちは。管理栄養士の武井です。
今回はテレビで紹介されて注目を集めている “甘酒”のちょい足しレシピをご紹介します。

武井香織/管理栄養士・毛髪診断士
最近、山形の農家さんから珍しい野菜をたくさん送っていただき大興奮。どんなレシピを考えようかワクワクしています。

 

いま甘酒がブームで、以前よりスーパーなどの店頭でもよく見かけるようになりました。
原料の麹も売り切れていることが多いですね。
私は数年前から、甘酒は自分で麴から作って常備していて、飲むだけでなく料理にも使っています。

まず、甘酒の製法についてご説明します。
甘酒の製法は2種類あり、米麹を使って発酵させて作るものと、酒粕を原料に砂糖を加えて作るものがあります。
両方とも栄養成分が多く、体にとって良いものです。
今回は“米麹を原料とした甘酒”についてご紹介します。

目次

美髪作りに必要なアミノ酸、ビタミンが豊富な完璧食材!甘酒
カラダにやさしい自然の甘みを大活用
甘酒味噌のふろふき大根
甘酒豆乳ドリンク
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美髪作りに必要なアミノ酸、ビタミンが豊富な完璧食材!甘酒

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甘酒は「飲む点滴」と言われるくらい、栄養成分が豊富!
嬉しいことに“必須アミノ酸”が全種類含まれているんです。完璧な栄養食材とも言えますね。

また、アミノ酸の一種“システイン”も含まれています。
システインは髪の毛の約80%を占める“ケラチン”というたんぱく質の原料となりますので、太くしっかりとした髪の毛つくりには欠かせないアミノ酸です。

疲労回復や美肌効果で注目を集めている甘酒ですが、良質なアミノ酸をバランスよく豊富に含んでいるので、髪の毛づくりにも効果的な食材なんですね。

また、甘酒にはビタミンの一種の“ビオチン”も含まれています。
ビオチンは『マイナチュレ サプリメント オールインワン』にも含まれていますが、たんぱく質の生成を促し、髪の毛や皮膚、粘膜の健康維持に良いと言われ、ハリツヤがある美髪づくりをサポートしてくれると言われています。

アミノ酸やビオチンの他
・ビタミン類(ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6)
・食物繊維
・オリゴ糖
・葉酸
・パントテン酸
・ブドウ糖
などの栄養成分が、タップリ含まれています。

昔から夏バテ予防に飲まれていたという“甘酒”。
健康な頭皮や美髪づくりのため、ぜひ取り入れてくださいね。

カラダにやさしい自然の甘みを大活用

発酵菌のパワーでお米の甘みを引き出し、まるで砂糖のように甘い“甘酒”。
煮物、卵焼き、きんぴら炒めなど…私は砂糖を使わず、すべて甘酒を使っています。
普段のお料理にどんどん取り入れていただくと良いですよ。

その中でも特に簡単な、ちょい足しレシピをご紹介します♪

甘酒味噌のふろふき大根

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① 大根は皮をむき、2~3cmくらいの厚さに切って、熱を通しやすくするため、中央に十字の切れ目をいれます。
② 耐熱容器に大根が半分以上浸かる量の水と大根をいれて、ラップをかけて電子レンジ(500W)で5分かけます。
③ 裏返してさらに5分かけます(大根に熱が通り、透明感がでればOK)。
④ 味噌大さじ2、甘酒大さじ3~4、料理酒小さじ1を合わせて鍋に入れ加熱します。
※商品により甘酒の濃度が違うので、味を確認しながら量を調整してください。
⑤ ④でできた甘酒味噌を③の大根にかけて完成。

甘酒味噌はいろいろなものに応用可能です。
ディップとして野菜スティックを付けて食べてもおいしいですよ!

甘酒豆乳ドリンク

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① 豆乳200ml、甘酒100mlを合わせてジューサーにかけて完成

甘いものがお好きな方は甘酒の量を調整してくださいね。
またお好みで、イチゴやキウイなどのフルーツや、ジンジャーシロップ、柚子茶の素などを入れてもOK。
お好きな味をいろいろと試して、マイレシピを見つけてみるのも楽しいですね。

これからも育毛ケアにおすすめの食材をカンタンにアレンジする方法を研究していきますので、次回もお楽しみに!


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