公開日:2019.07.30 更新日:2019.08.13
ヘアケア方法の決定版!髪の正しい手入れ方法6選
「ヘアケア」と聞くと、あなたはどのような方法を思い浮かべますか?
・髪をとかす
・オイルをつかう
・育毛剤をつかう
・頭皮マッサージをする
代表的な方法として、これらを思い浮かべる人が多いと思います。
ですが、意外と「間違ったヘアケア」をしてしまっている人が多いということをご存知でしょうか。
間違ったヘアケアを続けてしまうと、髪の痛みなどを加速させてしまう原因となります。
この記事では、正しいヘアケアについて解説していきますので、今日からぜひ取り入れてみてください。
この記事の目次
ヘアケアをする上で知っておきたい髪の正しい知識
冒頭でもお話したとおり、正しいヘアケアをすることは、髪や頭皮をいい状態に保つ上でとても重要なことです。
ですが、間違ったヘアケアをしている人が非常に多いというのが現実です。
ここでは必ず知っておきたい基礎知識をご紹介します。
一度傷ついた髪は元には戻らない
「今日は急いでたからちゃんとケアできなかったけど、まあ大丈夫でしょう」と考えている人は意外と多いと思います。
しかし、髪の毛は死滅した細胞であるため、一度傷んでしまうと自力で修復させることができません。
傷んだ部分を補修効果があるトリートメントでケアするか、髪を切る以外に方法がないのです。
だからこそ、日頃の正しいヘアケアが大切になるのです。
髪質は徐々に改善していく
個人差はありますが、髪の毛はだいたい1ヵ月に1センチ〜1.5センチほど伸びます。
先程お話した通り、一度ダメージを受けた髪の毛がもとの状態に戻ることはありませんが、新しい髪は毎月少しずつ伸びてくるため、時間はかかりますが、髪の毛を生え変わらせるというかたちで美髪になることはできます。
しかし、美髪をつくるためには、日々正しいヘアケアができていることが大前提となります。
「今は髪がダメージだらけだけど、次こそは美髪を手に入れたい!」という人は、これから正しい方法を身に着けましょう!
自然乾燥させると髪は傷む
お風呂上がりのドライヤーって、正直とても大変ですよね。
特に夏場はとても暑く、髪を乾かすだけでビッショリ汗をかくので「お風呂に入った意味ないでしょ…」とガッカリする人も多いのではないでしょうか。
このように、お風呂上がりのドライヤーは体力も使いますし汗もかくため、自然乾燥させてしまう人がとても多いことでしょう。
しかし、ご存知の方も多いと思いますが、自然乾燥は髪の痛みを加速させます。
濡れた髪は、キューティクルが開いた状態になっているため非常にデリケートで、ダメージを受けやすい状態となっています。
また、髪の毛を濡れたまま放置しておくと、髪が蒸れて頭皮に雑菌が発生してしまいます。そのため、自然乾燥は嫌なニオイの原因になってしまうことがあります。
もちろん、頭皮に雑菌が発生しやすい状態であるため頭皮もダメージを受けてしまいます。
その他にも
・カラーやパーマの持ちが悪くなりやすい
・寝癖がつきやすくなり、朝のスタイリングが大変になる
・乾燥しやすくなるため、髪がぱさつきやすくなる
など、自然乾燥にはデメリットがたくさんあります。
また頭皮マッサージをすると頭皮に刺激を与えることで血行が良くなり、髪に栄養が行き渡りやすくなるため、頭皮マッサージも美髪をつくるためにはかかせない工程です。
では、どのようにしてセルフケアを進めていけばいいのでしょうか?
次の章から詳しく解説します。
【ヘアケア方法1】シャンプー・コンディショナー
ここでは、シャンプーやコンディショナーの大切さ、そして正しいシャンプーの方法をご紹介します。
シャンプー・コンディショナーのポイント
シャンプーをきちんと流さないと、フケやかゆみの原因になってしまいますし、自分の頭皮や髪に合わないシャンプーやコンディショナーを使い続けると、かゆみや抜け毛などの原因にもなることがあります。
そのため、シャンプーとコンディショナー選びは非常に大切です。
参考記事:抜け毛や薄毛が気になる女性の正しいシャンプーの仕方と選び方
正しいシャンプーの使い方
【手順1】髪をまんべんなく濡らす
シャンプーをする前に髪を2〜3分ほどかけてまんべんなく濡らします。
こうすることで、約7割のヨゴレを落とすことができます。
また、事前に頭皮をまんべんなく濡らして、ある程度ヨゴレをおとすと、シャンプーの節約をすることもできます。
シャワーの温度は38度〜39度くらいがベストです。
【手順2】シャンプーを手全体に馴染ませ、その後髪全体になじませる
シャンプーは、よく泡立てて手全体に馴染ませてください。
シャンプーが泡立ったあとは、髪全体にシャンプーをなじませてください。
【手順3】頭部をジグザグに洗う
シャンプーを髪全体になじませたあと、頭部を洗いましょう。
洗う際は、頭部全体をしっかり洗えるよう指の腹を使ってジグザグに洗ってください。
全体をジグザグに洗ったあと、汗をかきやすい頭部の中央と生え際をさらに念入りにジグザグに洗ってください。
【手順4】シャンプーを洗い流す
シャンプーを残さないよう全体を洗い流します。
頭部を洗ったときのように、頭皮にジグザグに触れながら流すと根本までしっかり流すことができます。
特に、生え際や頭の中心部はシャンプーが残りやすいので、しっかりジグザグに触れて流してください。
正しいコンディショナーの使い方
次に、正しいコンディショナーの使い方をご紹介します。
※こちらの手順は、マイナチュレ商品のコンディショナーを使用する場合に限ります。他のコンディショナーの場合は異なりますので、ご注意ください。
【手順1】コンディショナーを手全体になじませて髪に塗る
コンディショナーを手全体になじませます。
馴染ませたあとは、毛先を中心に髪にコンディショナーを染み込ませます。
このとき、いっぺんにたくさんコンディショナーを塗るのではなく、2〜3回に分けて塗ってください。
毛先がとくにパサつきやすいので、毛先にたっぷりコンディショナーを染み込ませてください。
髪の上部や頭皮に塗る際には、毛先に塗って余った分を少し塗ってしみこませるようにしましょう。
【手順2】10分ほど浸透させ、コンディショナーを洗い流す
コンディショナーを髪全体に塗り終えたら、10分ほど放置して髪に染み込ませます。
その後、コンディショナーを残さずしっかり洗い流します。
シャンプーと同様、頭の中心や生え際は残りやすいため、ジグザグに触れながら洗い流すようにしましょう。
【ヘアケア方法2】タオルドライ
つぎに、タオルドライの正しい方法をご紹介します。
タオルドライのポイント
頭皮マッサージをする前に押さえておきたいポイントをご紹介します。
優しく水分を取る
水で濡れた状態の髪はキューティクルが開き、刺激に対して非常に弱い状態です。
そのため、タオルドライをする時には、優しく水分を取るように心がけましょう。
短時間で乾かす
髪の毛が濡れていると雑菌が繁殖しやすくなるため、タオルドライでなるべく早く水分を取ることが大切です。
吸水性の高いタオルを使って素早く乾かしましょう。
正しいタオルドライのやり方
【手順1】タオルドライをする前に、軽く髪の水気を切る
タオルドライをする前に、髪を軽く絞って水気を切っておくようにしましょう。
【手順2】目の粗いブラシやクシで髪をとかす
目の粗いブラシやクシで髪をとかします。髪をとかすことで、効率よく水分を取ることができます。
【手順3】タオルを頭にかぶせ、頭部全体の水気を取る
頭にタオルをかぶせ、頭部全体の水分を取ります。
このとき、ついついゴシゴシと頭を拭きがちですが、濡れた髪は非常にデリケートなためゴシゴシと拭いてしまうとダメージの原因となります。
そのため、水気を切るときはタオルをおさえて水分を吸い取るようにしましょう。
【ヘアケア方法3】ドライヤー
次に、ドライヤーの正しい使い方とポイントをご紹介します。
ドライヤーのポイント
ドライヤーは動かしながら使用する
同じ部分に熱が当たりすぎないよう、多方向から乾かしましょう。
できるだけ風量の強いドライヤーを選ぶ
ドライヤーを当てている時間が長ければ長いほど、髪を痛めてしまいます。
そのため、できるだけ風量が多いハイパワーのドライヤーを使って短時間で乾かすようにしましょう。
ドライヤーを買うときは、確認できるのであれば動画サイトなどで実際に使っている人の動画等を見て選ぶと失敗しにくいのでおすすめです。
参考記事:使い方次第!女性の薄毛対策になるドライヤーの使用法
正しいドライヤーのやり方
【手順1】根本から乾かす
ドライヤーを使うときは、髪を根本から乾かすようにしてください。
根本から乾かすことによって、地毛には無いクセがつきにくくなります。
乾かすときは、髪を大きくつまみながら乾かしましょう。
【手順2】根本を立ち上げながら乾かす
分け目つむじにボリュームがほしい人は、根本を立ち上げながら乾かすとボリュームが出やすくなります。
【手順3】根本以外を乾かす
根本が8割程度乾いたら、中間部分、毛先を乾かします。
このとき、ドライヤーは毛の流れに沿って当てるようにしましょう。
【手順4】冷風をあてる
髪を温風で乾かし終わったあと、冷風を当てましょう。
髪の温度が下がると髪型が固まるため、地毛ではないクセがつきにくくなります。
【ヘアケア方法4】頭皮マッサージ
次に、頭皮マッサージの正しいやり方をご紹介します。
頭皮マッサージをするときのポイント
頭皮マッサージをする前に押さえておきたいポイントをご紹介します。
ゆっくり、じっくりマッサージする
急いでいるからと、ササッと適当に頭皮マッサージをしてもあまり効果を実感することができません。
一定の時間をかけ、丁寧に頭皮マッサージをすることで、頭皮の血行の促進などの効果が期待できるようになります。
強い力でマッサージしない
マッサージの際に力を入れすぎると、頭皮を傷つけたり、抜け毛が増えてしまう可能性があるため逆効果です。
頭皮マッサージをするときには、爪などを立てずに、指の腹で優しく押してマッサージするようにしてください。
参考記事:女性用育毛剤マイナチュレの使い方 & オリジナル頭皮マッサージ
頭皮マッサージのやり方
【手順1】親指を除く4本の指でおデコの中心からこめかみに向かって5秒ずつ押していく
【手順2】人差し指と中指で生え際の真ん中を10秒押す
【手順3】生え際に沿って左右のこめかみまで5秒ずつ押す
【手順4】指2本で生え際を押す
【手順5】親指を除く4本の指で前頭部を押す
【手順6】人差し指と中指で頭頂部を押す
【手順7】4本の指で側頭部→耳の上部→後頭部→耳の下部の順に押す
【手順8】親指で襟足付近を押す
【ヘアケア方法5】紫外線対策
髪は紫外線によるダメージをとても受けやすいです。最後に、髪の紫外線対策についてご紹介します。
紫外線対策のポイント
髪への紫外線対策として、以下のものが効果的です。
どれもすぐに始められることばかりですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
日傘や帽子を使用する
日傘や帽子は髪・頭皮への紫外線対策に効果的です。
これらのアイテムは髪はもちろん肌への紫外線対策にも効果的ですし、熱中症予防も期待できるためとてもおすすめです。
出かけるときはできるだけ日傘や帽子を使うようにしましょう。
UVカット剤を使用する
スプレータイプの日焼け止めであれば、髪にも使用可能なものが多いです。
肌にも使いやすいため最近はスプレータイプの日焼け止めを利用する人がとても増えています。
また、ヘアオイルの中にもUVカット効果が期待できるものがあるため、そういったヘアオイルを使うのも髪・頭皮の紫外線対策に効果的です。
参考記事:紫外線ダメージから髪と頭皮を守る!「朝ケア」のすすめ
まとめ
今回は代表的なヘアケア方法6つをご紹介しました。
シャンプー・コンディショナーは毎日行うことですので、正しい方法でシャンプーをすることがいかに大切か、お分かりいただけたのではないでしょうか。
頭皮マッサージも、できるだけ週に1〜2回程度行うことをおすすめします。
マッサージはリラックス効果も期待できるため、ぜひ取り入れましょう。
頭皮と髪の正しいケアをして、美髪を手に入れましょう!