頭皮の臭いが気になる女性へ!原因と対策方法を一挙公開

頭皮の臭いが気になる女性へ!原因と対策方法を一挙公開

自分の頭皮から、嫌なにおいがする…。この臭い、周囲の人にも気づかれている?もしかして臭いと思われているのでは?と不安になる瞬間はありませんか?

自分の頭皮がにおっているのかどうか、気になる人は多いと思います。

この記事では、頭皮のにおいの確認方法や、原因、なりやすい人の特徴、そして対策方法についてご紹介します。

目次

あなたは大丈夫?頭皮の臭いを簡単セルフチェック!
指で触って臭いを嗅ぐ
枕カバーや帽子の臭いを嗅ぐ
頭皮の臭いの原因ってなに?
頭皮環境が悪い
加齢による影響
シャンプーの方法が悪い
髪や頭皮を生乾きの状態で放置している
生活習慣が悪い
枕やシーツ、ヘアブラシ等が汚れている
頭皮が臭くなりやすい人の特徴
皮脂が多い人や汗をたくさんかく人
毛穴の汚れや整髪料をきちんと落としていない
自分に合うシャンプーを使っていない、シャンプー方法が誤っている
頭皮の臭いに対する正しい対策
自分に合ったシャンプーを選ぶ
正しい方法でシャンプーを行う
枕やシーツ、ヘアブラシ等を清潔な状態に保つ
食生活や生活習慣を見直す
頭皮の臭い対策でやってはいけないこと
シャンプーを1日に何回も行う
合わないシャンプーを使い続ける
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あなたは大丈夫?頭皮の臭いを簡単セルフチェック!

まずはじめに、頭皮のにおいがどれぐらいなのか、自分で簡単にチェックできる方法をご紹介します。

指で触って臭いを嗅ぐ

頭皮を指の腹で触り、その指の臭いを嗅いでみてください。

できれば朝起きた時や、シャンプーをする前と後など、1日の中でも何回か確認して、どのタイミングで臭くなっているかチェックすることをお勧めします。

もしも臭っていたら、それは頭皮が臭っている証拠です。

枕カバーや帽子の臭いを嗅ぐ

枕カバーは、頭皮の臭いが移りやすい場所です。

睡眠時間にもよりますが、6時間程度は髪と触れているため、臭いのチェックをするには最適だといえます。

また、かぶっていた帽子の臭いもチェックしてみてください。

帽子をかぶると蒸れやすく、頭皮は臭いやすくなります。

頭皮の臭いの原因ってなに?

頭皮の臭いの原因としては、汗や皮膚、髪の汚れなどが挙げられます。

それぞれの原因について、詳しく解説していきますね。

頭皮環境が悪い

まずご紹介したいのが、頭皮環境が悪いことで臭いを発していることです。

実は頭皮は、毛穴が多く皮脂が溜まりやすい場所。

顔のTゾーンは皮脂の分泌が多いと有名ですが、頭皮はその2倍といわれているのです。

毛穴が詰まったり、皮脂が多かったりすることで、雑菌が繁殖し臭いの原因となります。

加齢による影響

若い頃は頭皮の臭いなんて気にならなかったのに、最近やけに頭皮が臭い、という女性も多いはず。

加齢により男性ホルモンが優位となることで、皮脂の分泌が活発となり臭いを発していることもあります。

シャンプーの方法が悪い

毎日のシャンプーで頭皮をきちんと洗えていれば、皮脂もたまることなく臭わないはずですが、洗い方が間違っていると、たとえ洗っていても臭ってしまいます。

爪を立てて頭皮をこすったり、髪の毛ばかりに泡をつけて頭皮を洗っていないと、頭皮にある余分な皮脂を取り除くことができず、毛穴が詰まる原因になります。

髪や頭皮を生乾きの状態で放置している

シャンプー後は、ドライヤーで乾かすことをお勧めします。

時々、ドライヤーの熱が髪の毛を傷めるから、と自然乾燥で済ませる女性もいますが、頭皮を生乾きのままにしないようにしましょう。

頭皮が湿ったままだと、雑菌が繁殖しやすく、臭いの原因となります。

生活習慣が悪い

普段の生活習慣が原因で、頭皮が臭っている可能性もあります。

から揚げやステーキなど、脂っこいものを好んで食べていませんか?

ファストフードやインスタント食品の食べ過ぎは、頭皮から多くの皮脂を分泌させてしまう要因の一つです。

枕やシーツ、ヘアブラシ等が汚れている

睡眠中、髪の毛が長時間触れる枕やシーツが汚れていると、頭皮や髪の毛に汚れが移ってしまいます。

また、ヘアブラシを汚れたまま使うと、汚れはもちろん、フケや皮脂が頭皮や髪の毛についてしまいます。

頭皮が臭くなりやすい人の特徴

頭皮が臭くなりやすい人には、特徴があります。

自分の体質や行動に、心あたりがないかチェックしてみましょう。

皮脂が多い人や汗をたくさんかく人

頭皮も皮膚の一部です。

そのため、頭皮以外でも皮脂が多い人や、汗をたくさんかく人は、頭皮も同じ状態であると考えた方が良いでしょう。

毛穴の汚れや整髪料をきちんと落としていない

毎日、正しい方法でシャンプーをして、毛穴の汚れや整髪料を落としていますか?

頭皮のためには、余分な皮脂は毎日取り除くことが大切です。

整髪料をつけたまま寝てしまう、ということがないようにしましょう。

自分に合うシャンプーを使っていない、シャンプー方法が誤っている

お店にいけば、とても多くの種類のシャンプーが売られていますが、今使っているシャンプーはあなたの頭皮に合っていますか?

以前は合っていても、今は合っていない可能性もあります。

なんとなく勧められたから使っている、という人もいるかもしれませんが、頭皮の状態をよくチェックし、あなたに合うシャンプーを使うようにしましょう。

シャンプーは毎日使うものですから、合わないものを使い続けることで、臭いだけでなく、フケやかゆみ、炎症などの頭皮トラブルに繋がってしまうこともあります。

また、せっかくシャンプーを付けているのに、頭皮を洗わずに髪の毛ばかりゴシゴシと洗う人います。

これでは、髪の毛が痛んでしまい、頭皮も洗えず良いことがありません。

シャンプーは頭皮を洗うためのもの。しっかりと頭皮を揉むように洗い、正しい方法でシャンプーをして、皮脂を取り除きましょう。

参考記事:抜け毛や薄毛が気になる女性の正しいシャンプーの仕方と選び方

頭皮の臭いに対する正しい対策

頭皮の臭いを解消するためには、毛穴の詰まりを予防することが大切です。具体的な対策方法をご紹介します。

自分に合ったシャンプーを選ぶ

今、使っているシャンプーは、ご自身の頭皮状態に合っていますか?

皮脂が分解できず残ってしまっている場合、オイリー肌用のシャンプーを使用するとよいでしょう。

また、抗菌効果・消臭効果・抗酸化効果のあるものなら、さらに良いでしょう。

しかし、皮脂が多いと思ってこれらのシャンプーを使っていても一向に改善しない場合は、一度見直してみると良いかもしれません。

頭皮に必要な皮脂を取りすぎることで、過剰に皮脂を分泌させている可能性があります。

もし、洗髪方法は正しく行っているのに、頭皮環境が良くならない場合は、頭皮や髪と同じ成分でできているアミノ酸系シャンプーを試してみると良いかもしれません。

正しい方法でシャンプーを行う

シャンプーを毎日行っているのに、頭皮のにおいがする場合には、シャンプー方法が間違っている可能性があります。

正しい方法をご紹介しますので、ぜひ、やり方を見直してくださいね。

まず、ブラッシングをして汚れを浮き上がらせておきましょう。

シャンプーをする前の予洗は丁寧に行い、まんべんなく濡らしておきましょう。

実はここで、汚れの8割は取り除くことができると言われているのです。

なんとなくお湯をかけて済まさず、髪の毛だけでなく、頭皮までしっかりと湿らせてください。

また皮脂の詰まりが気になる方に、ぜひチェックしてもらいたいのがシャワーの温度。だいたい38度~39度程度が最適でしょう。

熱過ぎるお湯の場合は、髪が痛む原因になってしまいます。逆にぬるすぎて、水のような温度では、皮脂をしっかりと取り除けないことがあります。

シャンプーは、手のひらで水分となじませてから、頭皮につけましょう。

頭皮を洗う時には、指の腹を使い、揉むように洗います。強くこすったり、爪を立てると頭皮が傷つき、炎症などの原因にもなってしまいますから注意しましょう。

頭頂部、側頭部、後頭部と分けて、洗い残しのないようにします。

泡立たない場合は、皮脂などのべたつきが残っている可能性があるため、もう1度シャンプーしましょう。

すすぎは念入りに行うようにします。

シャンプーの2倍くらいの時間をかけて行ってもよいでしょう。シャンプー剤が頭皮に残らないにすることが大切です。

特に生え際はシャンプーが残りやすい部分ですから、しっかりすすぎをしてくださいね。

参考記事:マイナチュレ ケア方法動画

枕やシーツ、ヘアブラシ等を清潔な状態に保つ

睡眠中は、汗をかいています。

枕やシーツに汗が染み込んで、雑菌の温床になっていることも。

長い時間、髪の毛が触れていることで、頭皮や髪に臭いが移ることもあります。

枕は、洗えるものであれば洗って、天日干しをします。枕カバーを使用すれば小まめに取り替ることができるため、清潔な状態に保ちやすいといえます。

シーツももちろん小まめに洗濯を。シーツの上にベットパッドを敷くと洗濯も楽になりますから、忙しい人や、汗が特に多く出る夏場などは、うまく活用するとよいでしょう。

また、フケや皮脂がついたままのヘアブラシを使い続けることで、嫌なにおいが髪の毛につくこともあります。

ブラシの種類にもよりますが、小まめに汚れを取り除き、プラスチック製のブラシであれば、水で洗ったり、中性洗剤を使って漬け置き洗いをするとよいでしょう。

動物の毛を使ったものは、小さな歯ブラシなどで軽くこすると汚れをとることができます。

ブラシに、使い捨ての汚れ取りネットなどを取り付けると、清潔に保ちやすいためオススメです。

食生活や生活習慣を見直す

脂っこいものばかり食べていると、皮脂が出やすくなり、頭皮のにおいはもちろん、体臭の原因にもなります。

肉類は動物性タンパク質で、髪の栄養にはなりますが、皮脂も多く分泌されてしまうため、植物性タンパク質である豆腐や納豆など、大豆製品を積極的に摂ることをお勧めします。

ビタミンCには、皮脂が過剰に分泌するのを抑える働きがあります。

他のビタミンも脂質代謝をうながすなど、頭皮のにおいを改善する効果が期待できます。

忙しくて簡単な食事で済ませてしまうときでも、サラダなど一品追加するように心がけるとよいでしょう。

また、眠っている間は肌や細胞を補修してくれる成長ホルモンが分泌されます。つい夜更かししがちな人も、充分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

頭皮の臭い対策でやってはいけないこと

これをすると頭皮が臭ってしまう、NGな行動を2つご紹介します。

シャンプーを1日に何回も行う

頭皮が臭うからと、とにかくたくさんシャンプーをしてしまう人がいますが、これはNGです。

たしかに、余分な皮脂をしっかりとシャンプーで取り除くのは大切なのですが、1日に2回も3回もシャンプーすると、頭皮に必要な皮脂や水分まで取り除いてしまい、頭皮に良くありません。

シャンプーの回数は1日1回、夜に行うようにしましょう。

夜のシャンプーで、泡が立たない場合は何度か洗うことはOKですが、時間をあけて日に何度も洗髪を行うことは控えましょう。

皮脂はそもそも頭皮に必要なもので、バリアのように保護してくれています。

何度もシャンプーを行うことで、頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまうことがあります。こうなると、頭皮を守るために、過剰に皮脂を分泌してしまうことがあるのです。

合わないシャンプーを使い続ける

原因の欄でも紹介した通り、ご自分の頭皮状態に合ったシャンプーを使用することが大切です。

「以前は合っていたのに、最近合わなくなってきている」と感じている方は、頭皮状態が変わっていることもあります。

なんとなくずっと同じシャンプーを使い続けている方は、頭皮環境が悪化してしまう前に、見直しましょう。

頭皮の臭いが気になる場合、どのような原因が考えられるか、対策方法や、逆効果な行動についてご紹介しました。

頭皮はもちろん、体臭など、女性は特ににおいが気になりますよね。

横にいる人にくさいと思われたくない、と思うのは当然のことです。

頭皮や体臭を香水やコロンで隠すのではなく、根本の原因を理解し、においの元から取り除きたいですね。

頭皮が臭いやすい人の特徴もご紹介しましたので、自分の体質や行動を振り返って、心当たりがあれば対策することをお勧めします。

頭皮状態が良くないことで臭っている場合もあります。

炎症やかゆみ、フケなどが発生しているのに放っておくと抜け毛や薄毛などの重大な頭皮トラブルに発展してしまうこともあります。

きちんと対処して、毎日を気持ちよく過ごしましょう!


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