公開日:2014.10.21 更新日:2017.09.21
間違った自宅ヘアカラーは危険!? 髪を守ってヘアカラーする方法

ヘアカラーは髪には過酷!ダメージを軽減するには?
ヘアカラーには様々な種類があります。
【カラーリンスやヘアマニキュア】
髪の表面にカラーを付着させると同時にキューティクルを保護してツヤや潤いを与えるものです。
髪へのダメージは少ないのですが、色持ちは約2~3週間と短めです。
【ヘアカラー】
髪にとって負担が大きいのは、約1~2カ月ほど色味が長持ちするヘアカラーです。
髪の色を薄くしてから色を加えるので、髪の表面だけでなく髪内部にも負担がかかってしまい、ダメージにつながります。
ヘアカラーは髪内部のメラニン色素を酸化分解し、脱色するものなので、やはり髪への負担は大きいです。
髪のダメージを避けるにはカラーをしないのが一番!
そうは言っても、お洒落な色を楽しみたいのが女心ですよね。
美容サロンでカラーリングをすれば好みの色に仕上がりますが、セルフカラーをする際には、以下のことに気をつけてください。
■パッチテストを省略しない!
ヘアカラー剤は「劇薬」です。
頭皮につくことも多いため、アレルギーやかぶれなどのトラブルを避けるには、パッチテストが大切です。
女性の体はデリケートです。体調によって合わないこともあるので、使用したことのある製品でもカラーリングのために、パッチテストをすることをおすすめします。
■カラーリング前はシャンプーのみ
シャンプー&コンディショナーが毎日のヘアケアの基本ですが、髪の表面や内部にカラーを浸透させるため、カラーリングの前は、シャンプーのみにしてください。
直前に洗うのではなく、前日までにしておくのが理想です。
■ビギナーさんは暗めのカラーをチョイス
美容サロンでは理想のカラーに染め上がりますが、それはプロの腕で何種類もの薬剤を使うからこそできるものです。
ホームカラーのビギナーさんは冒険しすぎずに、ご自分の髪色に近いトーンを選びましょう。
■小分け&くし使いが大切です
カラー剤を「なんとなく」塗布するのは、ムラの原因です。
前髪、トップ、後頭部、サイド、襟足部分を細かく分けて染めましょう。
ムラや染まりにくい根元にカラー剤を浸透させるには、くしを使って髪を梳かすようにおこなうのが有効です。
きれいなカラー&ツヤ髪をキープするには、カラー後のケアが大切!
美容サロンでカラーリングした後には、「これでもか!」というほどケアしますよね。
カラー剤をしっかり落とした後のシャンプーでは、頭皮についた薬剤も落とすように気をつけてくださいね。
薬剤を落とした後は、コンディショナーで髪を保護します。
最近人気の洗い流さないタイプのアウトバストリートメントは、カラーの持ちを低下させるようなので、カラーリングの直後は避けるようにしてください。
そしてドライヤーで乾かします。
カラーリング中に開いた状態になっているキューティクルを、ドライヤーの熱風でキュッと引きしめてあげるのです。
先ほどもお伝えしましたが、カラーリングは髪に負担をかけてしまいます。
ですので、カラーリングの後は普段のヘアケア以上に髪や頭皮をいたわりながら、ケアしてあげてください。
特別なことは何もありません。
日ごろ、何気なくやりがちなシャンプー&トリートメントを、より丁寧におこなうだけでカラーの持ち、髪の輝きはキープできます♪
いかがでしたでしょうか?
一説によると、日本では平安時代から「毛染め」が行われていたそうです。
美しい髪色でいたいのは、今も昔も変わらないのですね!