公開日:2015.12.21 更新日:2016.05.31
いつものケアに「+α」でしっとり! 肌の乾燥を防ぐ方法
肌の乾燥を防ぐ方法を、いくつご存じでしょうか? 空気が乾いてきたな、肌がすぐカサついて突っ張るな、と感じたら、いつものスキンケアにひと手間加えて肌を乾燥から守ることが大切です。
今回は、肌の乾燥を防ぐ方法として、シートパック・美容オイル・蒸しタオルをご紹介します。それぞれの効果的な取り入れ方をマスターして、乾燥に負けない美肌を保ちましょう。
シートパックで保湿力UP
肌の乾燥を防ぐ方法として、
まずはシートパックを使って肌の保湿力を高めましょう。
洗顔後はNGです
洗顔後いきなりシートパックを乗せる人がいますが、それはNG。シートパックにしみこませてあるのは肌をすこやかに保つ美容液がメインで、洗顔直後の乾燥した肌に必要なうるおいを与えて整える化粧水とは、はたらきが異なります。シートパックを使う前には必ず化粧水で肌を整えてください。
長時間の使用はNG
パックにしみこませてある美容液がもったいないから、と使用目安を超えて長時間肌に乗せるのもNGです。目安時間を超えてしまうとシートが乾燥し、肌表面の水分までシートが吸い込んで肌の乾燥を加速させてしまうのです。
シートパックのパッケージに記載されている使用時間をよく確かめ、パックが終わったら、乳液やクリームを肌になじませてうるおいを閉じ込めましょう。
軽く温めると効果的
シートパックの美容液の浸透効果をさらに高めるために、包装された状態でお湯につけてパックを軽く温めておき、毛穴を開かせながらなじませる、という方法もあります。
美容オイルを1滴プラス
乳液やクリームといった保湿アイテムでは物足りず、肌のカサつきがなかなか解消しないときには、美容オイルを使うのがおすすめ。お手入れの仕上げに美容オイルで肌に膜をつくって肌を刺激から守るとともに、肌から水分が蒸発するのを防ぎましょう。
美容オイルでカサつきを防ぐ
1滴を手に取り、手のひらをこすりあわせてオイルを温めるようにしてから、顔全体にのばします。1滴でもよくのびるものがほとんどですが、カサつきがひどいときには2滴にしてもいいでしょう。
美容オイルの種類
マカダミアナッツオイルや、ホホバオイル、オリーブオイルといった植物性の美容オイルは、ベタつかずに肌によくなじみ、保湿力も高いので人気があります。オイルの質感や、塗布した後の顔のテカリが気になり、そのまま顔になじませるのに抵抗があるという場合は、乳液やクリームに混ぜてなじませるのもおすすめです。
特にホホバオイルは頭皮にもよく、頭皮のコンディションを整え、
すこやかな毛髪を育てる効果がありますので、おすすめです。
ホホバオイルが頭皮に与える影響を知りたい方はこちらを参照してください。
ホホバオイルが育毛に役立つこと、ご存じですか? | マイナチュレ通信
蒸しタオルでスキンケアの浸透力アップ
蒸しタオルを顔全体にあてることで、スチーム効果によって毛穴を開かせ、スキンケアアイテムの浸透を高めてくれます。
蒸しタオルを電子レンジで温める
水で湿らせたタオルを固く絞り、ラップで包むかチャック付きの袋に入れて、1分ほど電子レンジで温めます。
そして、顔全体をやさしく覆うようにあて、肌を温めましょう。肌がじんわり温かくなってきたと感じたら、化粧水をたっぷり手に取ってパッティングし、乳液やクリームで保湿をしてください。
クレンジングの前に
クレンジング前に蒸しタオルをあてて毛穴を開かせれば、汚れや古いメイクが浮き上がってしっかりクレンジングでき、洗顔後のお手入れで保湿効果がよりなじみやすくなります。
しかし、蒸しタオルも長時間あててしまうと、タオルが乾いて肌の水分を吸収してしまい、乾燥を悪化させることになりますので注意しましょう。シートパック同様、正しい使い方を確認し、効果的に取り入れましょう。
ひと手間加えてしっとり肌に
いつものスキンケアにちょっとの工夫をプラスすることで、肌が見違えるようにしっとりします。普段はなかなかゆとりがない、という方も、スキンケアに余裕がある週末を目安に、肌の乾燥を防ぐ方法を少しずつ試してみてはいかがでしょうか?