公開日:2014.11.27 更新日:2017.11.14
髪の毛のダメージのサイン「枝毛」の原因とは?
枝毛や切れ毛は髪の毛のダメージの代表格です。
髪の毛が傷んでいなければ、髪全体が美しく見えるし、スタイリングも思い通りに!
皆様は枝毛や切れ毛に悩んではいませんか?
今回は、枝毛や切れ毛が起こる原因と対策についてお話します。
枝毛と切れ毛が起こる4つの原因
髪の表面は、うろこ状のキューティクルで覆われています。
このキューティクルは、乾燥や摩擦といった外部の刺激によって剥がれてしまいます。
キューティクルが剥がれると、髪の内部の水分が蒸発してしまいます。
すると、髪の繊維質がバラバラに破壊されてしまい、枝毛や切れ毛のようなダメージとして、髪の毛に現れるのです。
このような枝毛や切れ毛を防ぐにはどのような方法があるのでしょうか?
女性の持つ美しい髪の毛を守るために、次の4点に気を付けましょう。
①強い力でのブラッシング|枝毛・切れ毛の原因
強い力でブラッシングすると、ブラシと髪の間に摩擦や静電気が起きてしまいます。
摩擦や静電気は、キューティクルを大きく傷つけてしまいます。
ブラッシングをするときは、まず最初に目の粗いブラシで髪の毛の絡まりを直します。
次に髪の中ほどから毛先までとかし、最後に根元からゆっくりとブラッシングしましょう。
やさしいブラッシングは、枝毛や切れ毛から髪の毛を守ってくれます。
②洗浄力の強いシャンプーで頭皮をゴシゴシ洗|枝毛・切れ毛の原因
洗浄力の強いシャンプーは、成分にアルコールなどを含んでいるので注意が必要です。
アルコールを多く含むシャンプーで頭皮をゴシゴシ洗ってしまうと、
髪の毛に必要な皮脂や水分も一緒に洗い流されてしまいます。
シャンプーのおすすめは無添加でアミノ酸系のものです。
髪や頭皮にも刺激が少ないため、敏感肌でも安心してお使いいただけます。
髪を洗うときは、指の腹を使いやさしく洗いましょう。
シャンプー中は、キューティクルが開いた状態になっているので、力強く洗ってしまうと髪のダメージのもとになります。
▼お肌に優しいマイナチュレシリーズのシャンプーはコチラ
https://my-nature.jp/products/shampoo.php
③間違ったドライヤー使い|枝毛・切れ毛の原因
ドライヤーをかける時の注意点は次の2つです。
・最低でも髪から15~20㎝は離す
ドライヤーを髪に近づけ過ぎると、髪の水分まで蒸発させてしまいます。
・濡れた髪の毛は完全に乾かす
生乾きの髪の毛は、キューティクルが剥がれやすく、枝毛や切れ毛の原因も作ってしまいます。
ドライヤー前に、ツバキ油などで髪を潤わせるのも、ダメージの予防になるのでおすすめです。
▼正しいドライヤー方法は、こちらもご参照ください。
https://my-nature.jp/wp/archives/3710
④過度なパーマとカラーリング|枝毛・切れ毛の原因
キューティクルは、頻繁なパーマやカラーリングによって傷ついてしまいます。
髪の毛に大きな負担がかかるので、最低でも1ヶ月以上の間隔をあけて行いましょう。
枝毛や切れ毛は、この他にも不規則な食生活や睡眠不足、過度なダイエットでもおこりやすくなるので注意してくださいね。
▼パーマが髪に与える影響について、こちらもご参照ください。
https://my-nature.jp/wp/archives/3618
枝毛や切れ毛の3つの対策
枝毛や切れ毛は、正しい処置をしないと、周りの髪にもダメージが広がっていきます。
正しい処置は、傷んだ髪の毛はハサミでカットして取り除くことです。
この時、次の3点に注意してください。
①切れ味のよいハサミを使う|枝毛・切れ毛の対策
錆びついたようなハサミだと、カットした部分がさらに枝毛になる恐れがあります。
②傷んだ部分より最低でも5㎝は上からカットす|枝毛・切れ毛の対策
枝毛や切れ毛になった髪の内部は、広い範囲で繊維が破壊されています。
その破壊された繊維は、枝毛の予備軍です。
③髪に対して直角にカットする|枝毛・切れ毛の対策
斜めにカットすると、新たな枝毛の原因を作ります。
絶対にやってはいけないことは、枝になった部分を割いてしまうことです。
これはダメージの範囲を広げることになり、周りの髪を余計に傷つけてしまいます。
▼枝毛になってしまった時の対策はこちらでも紹介しています。
枝毛を発見したらすぐに取り組むべき対策とは
いかがでしたか?
枝毛や切れ毛は、毎日の簡単なケアで防ぐことができます。
傷みが目立ちやすい毛先を入念にケアすれば、髪全体も潤い美しい髪を手に入れることができます。
ハサミのお世話にならないように、髪を大切にしていきましょう!