公開日:2014.09.09 更新日:2019.07.23
秋の育毛シャンプー術!頭皮ダメージを補修して脱毛を防ぎましょう。
日ごとに空が高くなって、吹く風も涼しくなりました。
北海道ではもう紅葉が始まったということですし、
コンビニのおでんも売れているそうですよ。
すっかり秋の気配ですね。
そこで今回は、秋のシャンプー術についてお話したいと思い
ます。
「えっ、秋のシャンプー術というからには、春や夏、
冬のシャンプー術もあるの?]ということになりますが、
まさにその通りで、季節ごとにシャンプーの仕方を変えるのが、
美しい髪を育てるための基本です。
春は塵や埃が髪につきやすく、夏は頭皮に汗をたくさん
かきます。
冬は髪も頭皮も乾燥しがちです。
そして秋は、紫外線などのダメージを受けた髪や頭皮をいたわり、
健康な髪へとリセットするためのシャンプー術をぜひ
おこなっていきましょう。
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- アミノ酸系シャンプーで
頭皮マッサージも行いましょう
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秋のシャンプーのポイントは、頭皮の血行を良くすること。
シャンプーをしながら、頭皮のマッサージも行いましょう。
紫外線ダメージからの復活や、抜け毛を予防すること、
頭皮を健康にすることが大切ですよね。
そこで大事なのがシャンプー剤の選び方です。
秋は、洗浄力がマイルドで、頭皮にも髪にもやさしい
アミノ酸系シャンプーがおすすめです。
現在、最も多く販売されているアルコール系シャンプー
(石油系シャンプー)はリーズナブルであり、洗浄力も高く、
洗い上がりがさっぱりするということで人気があります。
ただし頭皮マッサージを行うことを考えると、
頭皮には刺激が強すぎるようです。
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- 何となく洗うのではなく、
正しいシャンプー術をマスターしましょう
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では、シャンプーの手順を紹介しましょう。
- ぬるま湯で予備洗いをしましょう
春や夏は汗をよくかきますのでちょっと長めに3~4分、
秋は2分くらいでよいでしょう。
予洗を行うと髪の毛の汚れの大半が落ち、
シャンプーの泡立ちもよくなり、
髪の毛の摩擦や頭皮の負担も少なくなります。
- 手のひらに500円玉大のシャンプーをとる
シャンプーを手のひらにとったら、そのまま頭皮につけるの
ではなく、手のひらで軽く泡立てましょう。
分け目に沿ってつけていくと、頭全体にシャンプーが馴染みます。
- 襟足から頭頂部に向って洗いましょう
襟足→後頭部→側頭部→頭頂部→生え際→前頭部→再び頭頂部、
と洗いすすめましょう。
頭を両手で持つようにして、指の腹でマッサージをするように、
頭皮を持ち上げると血行が促進します。
秋のシャンプーはこのマッサージ洗いが決め手です。
- しっかりとすすぎます
洗い残しは、かぶれや湿疹のもとになります。
洗っている時間の2倍くらいかけてすすぐようにしましょう。
お湯の温度は熱すぎないこと。
熱いお湯ですすぐとキューティクルが傷みやすくなりますよ。
- ぬめりが残っていないか手で確認します
泡が残っていないか、すすぎ残しがないか、確認しましょう。
耳の後ろや首の付け根のくぼんでいるあたりは、
すすぎ残しがよくあるので、気をつけましょう。
最後に、シャンプーすると髪が抜けやすくなることから、
頭皮を洗わなかったり、すすぎを簡単に済ませてしまうのは逆効果です。
頭皮を洗うときは、頭皮に指をぴったり当てて、
指を動かすのではなく頭皮を動かすようにマッサージすれば、
シャンプ―による脱毛をある程度防ぐことができます。
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いかがでしたか?
毎日何気なくやっているシャンプーを、
丁寧にやって、いたわってあげましょう。
夏に傷んだ髪を回復させるには、今の時期のシャンプーが
とても大切です!