公開日:2014.10.24 更新日:2019.01.09
育毛剤と発毛剤の違いって何?育毛剤と発毛剤の用途を比較する。
年齢などにより、髪の悩みが出てきたときに頼りになるのが育毛剤です!
しかし、いろいろな製品をチェックしていると、「発毛剤」という製品に出会う方もいるのではないでしょうか。
育毛剤と発毛剤は名前は何となく似ていますが、使用用途に違いがあります。
それぞれの違いを正しく理解して使い分けることで、より髪の悩みの改善に繋がります。
育毛剤と発毛剤の違い
育毛剤と発毛剤の違いについては、意味がわかるけれど説明するのは難しい、という方が多いのではないしょうか。
簡単に説明すると、育毛剤は「毛髪を育てる」もので、発毛剤は「毛髪を生やす」ものです。
ここでそれぞれの特徴について解説します。
育毛剤の用途
育毛剤は、発毛剤よりも身近で販売されていることが多く、ドラッグストアなどでよく目にする製品です。
男性用と女性用とありますが、それぞれの製品によって、配合されている成分に大きな違いがあります。
育毛剤の特徴は、「現在生えている毛をより健康に育てる」ことです。
髪が細くなってきたという場合、毛穴から毛は生えてきたけれど、産毛状態になってしまっているというときには、育毛剤を使用してその毛をより元気に育てていきます。
まさに「育毛」です。
科学的な成分を使って「育毛」を促す成分もありますが、ハーブなど自然の天然原料の中から育毛に効果のあるものを使用して作られている製品もありますので、製品の幅が非常に広いものでもあります。
マイナチュレで取り扱いがあるのは、
育毛の効果があると同時に抜け毛も抑えてくれるものになります。
発毛剤の用途
発毛剤は、存在はするけれど毛髪が生えてこなくなってしまった、という症状に働きかけ、毛髪を生やすための製品です。
育毛剤との大きな違いは、まったく生えていない毛母細胞から毛髪を生やすということ。
より確かな効果が求められるという点でも、育毛剤とは違いがあります。
医師の処方箋がないと入手できないという製品もあるようです。
髪の成長には「毛周期」というものがあり、退行期から成長初期を過ぎて、休止期には毛髪がまったく生えてこない状態になります。
髪を作る細胞(毛母細胞)の働きが弱まり、休止期のまま活動が止まってしまう細胞が増えてくると、いわゆる「ハゲ」になってしまうのですが、休止期の細胞を活性化させて、また新しい毛髪が生えてくるようにするのが発毛剤の役目になります。
番外編:養毛剤の用途
育毛剤や発毛剤とはまた違った使い方をするのが「養毛剤」で、こちらは毛を生やす、育てるという効果を明言しているものではなく、地肌に栄養を与える製品のことを指します。
育毛剤と同様の効果を期待されやすいですが、養毛剤には髪を育てる効果はあまり期待できません。
では何の効果があるのか?というと、地肌の乾燥や栄養不足による抜け毛を予防することが期待できます。
育毛剤と発毛剤の違いについてご理解いただけたでしょうか?
製品を購入するときは、ご自身の髪や地肌の状態に合わせたものを選ぶ必要があります。
また、それぞれの製品に使用されている成分も重要になりますので、成分表示もしっかりチェックしてから購入されることをおすすめします。
女性向けに多く展開されているのは「育毛剤」
女性の場合、育毛剤と発毛剤では、圧倒的に育毛剤のほうが多く各社より販売されています。理由としては、女性は男性のように育毛サイクルが休止期に入ったままになってしまい、まったく毛髪が生えてこない… という症状が少ないためで、育毛剤で充分だということが挙げられます。
▼薄毛の男女差について知りたい方はコチラ
https://www.my-nature.jp/content/cause/16980
年齢に伴い、髪が薄くなってきてしまったときは、新しい毛髪が生えてこなくなってしまったと思われるかもしれません。しかし女性の場合は、毛髪が生えてこないというよりも、1本1本の毛が細くなってきてしまったことから、薄くなったように感じるケースが多いようです。
育毛剤に使われている成分はその製品によってさまざまですが、できるだけ肌にやさしい、安心して使えるもののほうが毎日気兼ねなく使用できます。