公開日:2014.03.05 更新日:2021.02.15
甲状腺機能障害による脱毛
甲状腺機能低下症という甲状腺ホルモンが少なくなる病気は女性に多く、
しかも40代に多いため加齢による薄毛と混同しやすい特徴があります。
甲状腺ホルモンは、髪をつくる毛母細胞も活性化させる働きがありますが、
ホルモンの分泌が減少してしまうと生死に関わる臓器などへの配分を
最優先させるために髪の毛の成長に使われる分が減ってしまいます。
甲状腺ホルモンが不足すると、髪の毛は細く弱くなって抜けていき、
脱毛後に髪の毛が再び生えてくるのに時間も長くかかります。
薄毛が甲状腺機能低下症によるものであれば、甲状腺ホルモンを
補充することによりほぼ回復します。