公開日:2019.01.16 更新日:2019.01.18
ブリのカルパッチョ
寒さで体が縮こまってしまう冬は、巡りを良くしてくれる食材を積極的に摂りたいところ。旬を迎えるブリには、血液の流れをサポートするオメガ3脂肪酸の代表格、DHAやEPAが多く含まれています。これらが血液をサラサラにして、頭皮に栄養素をスムーズに運ぶ働きをしてくれるのです。
ワンパターンになりがちなお刺身も、塩こしょうやレモン汁、オリーブ油などで洋風に。サラダ感覚でさっぱりいただけるカルパッチョです。
美髪ポイント
- ブリ
- 良質なたんぱく質であると同時に、オメガ3脂肪酸や、ビタミンD、ビタミンB1、B2が豊富。ビタミンB1やB2は、たんぱく質の吸収をサポートし、頭皮の新陳代謝に大切なビタミンです。
- 春菊
- カロテンやビタミンB2、食物繊維、さらにはカルシウムや鉄、マグネシウム、銅などのミネラルも豊富な冬野菜。疲労回復や造血作用、また自律神経にも力を発揮してくれる嬉しい食材です。
材料(2人分)
ブリ(刺身用) …100g
ミニトマト …5個
玉ねぎ …1/2個
春菊 …1〜2株
ベビーリーフ …1〜2袋
黒オリーブ …適量
〈調味料〉
塩 …小さじ1/2
こしょう …少々
レモン汁 …大さじ2〜3
オリーブ油 …大さじ2
醤油 …少々
作り方
1
野菜の下準備をする。
・ミニトマトのヘタを取り半分に切る。
・玉ねぎは薄切りにして水にさらし、サラダスピナーで水気を切る。
・ベビーリーフは洗った後にサラダスピナーで水気をしっかりと切る。
・春菊はやわらかい葉だけを摘み、長い場合は2〜3等分にカット。
・黒オリーブは2〜3等分に切り分ける。
生で食べますので、春菊はやわらかい葉だけを選びましょう。
黒オリーブの実は食べやすい大きさにカット。
2
皿にブリを並べ、ミニトマトや黒オリーブをアクセントに、①の野菜を彩り良く盛り付ける。
3
良く混ぜ合わせた調味料を全体に回しかける。
講師:池上 正子/料理研究家
イタリア留学時、異国の地で和食の素晴らしさに目覚め、帰国後、老舗精進料理店勤務を経て、独立。著書に「冷凍するだけつくりおき」(学研プラス)など。
イタリア留学時、異国の地で和食の素晴らしさに目覚め、帰国後、老舗精進料理店勤務を経て、独立。著書に「冷凍するだけつくりおき」(学研プラス)など。