公開日:2013.04.12 更新日:2016.04.17
抜け毛の原因 静電気
『静電気』は、体から出る皮脂(アブラ)と汗(水分)が交じり合った保護膜が乾燥によって不足して起きやすくなります。
この保護膜は、色々な雑菌から体を守り、髪や素肌に天然のクリームとして、水分の蒸発を防ぎ、
潤いを与えている大切なものなのです。
ところが洗浄力の強いシャンプーで毎日洗髪し、強力なドライヤーで必要以上に乾燥させ、アルコールのたっぷり入った
スタイリング剤を髪につけることで、保護膜がはがれてしまい髪はパサパサ、ツヤがなくなり、
乾燥し、静電気が起きやすくなります。
静電気が起きると、髪表面のキューティクルがはがれやすくなり、ダメージヘアが進んでしまうことがあります。
キューティクルがはがれた部分からは、髪内部のタンパク質や水分が流出し、パサつきがひどくなって、
髪がまとまらない原因にもつながります。
特に乾燥している冬には『静電気による抜け毛』に気をつけましょう。
静電気を防ぐには、「髪と頭皮のケアを怠らない」「加湿する、マイナスイオンを発生させる」の他に、
静電気の起こりやすい人と、そうでもない人には“体内のマイナスイオンの足りないこと”が原因で
体内バランスが崩れた結果というありますので、バランスの良い食生活と疲れをためないことも肝心です。