公開日:2013.06.05 更新日:2016.04.17
角質層
皮膚表面の皮膚膜の下の層が角質層です。
皮膚下層部で生まれた細胞はどんどん皮膚表面に向かって細胞分裂を繰り返します。
その間に細胞内のミトコンドリアなど器官がなくなり角質層に届いた時にはケラチン繊維
(たんぱく質)だけになってしまいます。=角質細胞
こうして硬いケラチン繊維で出来た角質細胞はレンガのように重なって角質層を形成します。
その間をセラミド(これもたんぱく質)がレンガの間を埋めるように存在し、つなぎ合わせています。
細胞分裂を繰り返し、最終的に角質層の上層に到達した角質細胞は自然に剥がれ落ちていきます。
その際、皮膚の厚さを一定に保つことに関係しているのが角化というサイクルです。